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トマト生産地ツボイ地区

標高800mの高地、二淀川町ツボイ地区

高知県のちょうど真ん中に位置する仁淀川町(旧池川町)ツボイ地区というところでつくられています。
畑はかなりの山の上にあり、行ってみてほんとうに驚きます。茶畑の間に民家が点在する裾野から、細くて曲がりくねった山道を一気に上りと、目の前がパッと開け、そこには巨大なハウスの群れがあります。

 天気のいい日は、太平洋まで見えますし、背後には四国山脈が連なる標高約 800メートルの高地。温度も下の町とは3〜5度は違います。南国高知とは思えない寒さです。
また、水も空気もきれいで葉山葵がとれるんです。
 

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日の出から日暮れまでずっと太陽の光を浴びているトマト達

もともとこの場所で20年以上養蚕を営んでいたそうですが、その後、ほうれん草の栽培を経て、 4年前からファーストトマトの栽培をはじめました。トマトづくりのなかでもいちばん難しいといわれているファーストトマトですが、基本にそった丁寧な仕事で、 4年目ながらおいしいファーストトマトをつくりだせるようになりました。

 「まず、土地がいいんですよ。新仁淀川町(旧池川町)は雨も多く、台風の通り道になることも多いのですが、この場所は周囲にさえぎるものもないから日当たりが抜群。晴れていれば日の出から日暮れまで一日中ハウスに日が当たります」 確かに、13棟合わせて175アールという大規模なハウス全体で、太陽を一日中独占できる土地なんて、なかなかありません。」
 

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最高で糖度19度のトマトという記録もでました

実は収穫はじめの頃のトマトは、まだ暖かい時季に実がなりだしたもの。ぬくぬくとした、まさに“温室状態”で素直に育っているため玉も大きく、丸に近い形にできあがります。3 段目を過ぎ、寒い季節になってくると外気温との調節や、水や肥料もより厳しくコントロールするようになり、トマトも小さく、よりとがった形へ と変わってくるのだそうです。 いじめられるほどとんがってくるなんて、おもしろいですね。収穫までの期間も、下の段は日ほどですが、上段にいくほど90〜100 日と完熟までの期間がのびるため、味わいもコクが出て糖度もぐんと上がってきます。
 
トマトをつくって最初の年は、はじめからとても厳しく水と肥料をしぼったので、糖度19度というトマトができてしまったんです。「ギネスものの記録」と言われましたが、ただ、石みたいに硬くて食べられる状態ではありませんでした。
そして 2年目は、まったく逆の方法でつくり、結果も逆になりました。

3年目からやっと、その中間くらいでバランスよくできるようになりました。暖かい時季は適当に自然にまかせて、トマトをいじめるよりも、まずは樹自体を元気に大きく育ててあげるように気をつけています。
水と肥料を極力おさえてつくるトマトですが、はじめからスパルタ過ぎると、トマトもすねてしまうんです。厳しくも優しい愛情をたっぷりとかけて、トマト自身の育つ力を最大限に発揮させてあげる。それに応えて、トマトも「よし、やるぞ 」とどんどんとんがって、あまくなってくれるのです。
 

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小さな青いトマト

豆粒みたいに小さいのに、ちゃんと先がとんがっているんです。縦に細いシワがたくさんあって、これが大きくなったときに、表面の筋となって残ります。 この筋の数は中身の子室の数と一緒で、だいたい8〜12室。ふつうのトマトより子室の数が多いのだそうです。筋の多さはおいしさの証でもあるので、みなさんもお店で選ぶ時には参考にしてみてくださいね。草履果と呼ばれる、横にデコボコといびつに広がったトマトも、形は悪いのですが子室が多くおいしいといわれています。

ツボイのトマトの収穫は、3〜5月頃までがピークでもっとも美味しいのもこの時期。大人の背丈以上の高さにできる 12〜13段目の実まで収穫することができます。上段にいくほど小さくなり、その分あまみがギュッと詰まっていくのですが、同時にさわやかな酸味もしっかりと感じられるのが、ツボイのトマト最大の特徴。果肉も硬く、食べ応えも十分です。

生のままかじるのはもちろん、少しもったいない気もしますが料理にもおすすめですよ。

厚めの輪切りにして両面をフライパンで焼き、おいしい塩とオリーブオイルをたらーりとかけて。果肉がしっかりしているので煮くずれしにくく、加熱して水分が飛ぶので、あまみ、酸味、コクがさらに凝縮されます。メイン料理としても十分なほどの存在感 !「懐かしい」という方も「この味は初めて!」という方も、たっぷりと楽しんで下さい。
 

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トマトの実にも黄金の産毛「生きる力」

切り口にはびっしりと果肉が張り詰め、真紅の実の中で、種子の周りがひときわみずみずしく、美しい緑色に輝いています。このトマトは、青々とした茎にも清冽なトマトの香りが満ちています。その茎にも葉にも、トマトの実にも黄金色の産毛が生えていいて、空気中からさえ養分を取り込もうとしているのです。そのエネルギーに満ちみちた『生きる力』は一つひとつのトマトにうねりとなって出現しました。

まず生でかじってみてください。きっとその違いがおわかりいただけます。
 

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生産地条件

おいしさと安全の追求

幹線道路が近いと、安全地帯とは認めません。それぞれの野菜に合った最適地で栽培する事ことで、それぞれの農園の安全環境にも注目し下記などが条件です

  • 水は、他の田畑の農薬や肥料などの影響を被らないように水源に近い事
  • 肥料で栄養過多になった「黒い土」では栽培を行わない事
  • 植物の根を瞬時に損なってしまう除草剤も使いません
  • 大気の清浄さにもこだわり、頻繁に自動車が走っている幹線道路と離れている事
 
トマトの原産地は、南米ペルー、アンデスなどの標高2000mの高地で日当たりは非常に良いが、 夜は冷え込む乾燥した荒れ地。作物の原産地からその最適な植生循環と条件をみいだし、その作物の持つ生命力を最大限に引き出す為、水分も肥料も極限まで押さえる事で健康でおいしい作物を作り出しています。

「有機農法」「自然派農法」とは違います。肥料を過剰に与えられた野菜は、栄養過多で代謝異常を起こし、有害成分を生じたりまずくなってしまいます。有機であれ、無機であれ肥料は極限まで減らします。土が健やかで、輪作障害も起こさない安全でおいしい栽培方です。

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